蕨駅東口徒歩3分|川口市・蕨市の生活習慣病外来
高血圧・脂質異常症・高尿酸血症(痛風)は自覚症状が乏しいまま進行し、心臓病・脳卒中・腎臓病などの深刻な合併症を引き起こします。生活習慣の改善と適切な薬物療法で、将来のリスクを下げましょう。
高血圧は「サイレントキラー(静かな殺し屋)」とも呼ばれ、自覚症状がほとんどないまま血管や臓器にじわじわとダメージを与え続けます。日本では成人の約3人に1人が高血圧と推定されており、心臓病・脳卒中・腎臓病の主要な危険因子です。
診断基準は診察室血圧で収縮期(上)140mmHg以上、または拡張期(下)90mmHg以上とされています。当クリニックでは血圧測定・血液検査・尿検査を組み合わせて高血圧の原因(本態性・二次性)を評価し、個人の状態に応じた治療方針を立てます。
治療は「減塩(1日6g未満)・節酒・適度な運動・禁煙・ストレス管理」などの生活習慣改善を基本とし、必要に応じて降圧薬による薬物療法を組み合わせます。血圧は正確な家庭血圧の測定が重要です。毎朝・毎晩の計測をお勧めしています。
このような症状・状況の方はご相談ください
脂質異常症とは、血液中のLDLコレステロール(悪玉)・中性脂肪が高すぎる、あるいはHDLコレステロール(善玉)が低い状態のことです。これらが進行すると血管内にプラーク(脂肪の塊)が形成され、動脈硬化が進行します。その結果、狭心症・心筋梗塞・脳梗塞などを引き起こす危険性が高まります。
LDLコレステロールの管理目標は、リスクの程度によって異なります。糖尿病や高血圧・喫煙などの危険因子を持つ方は、より厳格な管理が必要です。当クリニックでは採血当日に結果がわかる院内検査で、コレステロール値・中性脂肪・肝機能などを包括的に評価します。
治療の基本は、飽和脂肪酸・トランス脂肪酸の摂取を控えた食事指導と、有酸素運動の継続です。食事療法・運動療法だけでは目標値に達しない場合や、すでに高いリスクがある場合は、スタチン系薬などの脂質低下薬を処方します。
このような状況の方はご相談ください
高尿酸血症とは、血液中の尿酸値が7.0mg/dLを超えた状態です。尿酸が関節内に結晶として沈着すると、激しい関節痛(痛風発作)を引き起こします。特に足の親指の付け根・足首・膝などに多く見られ、「風が吹くだけでも痛い」と表現されるほどの激痛が特徴です。
痛風発作は繰り返すことで慢性関節炎・痛風結節へと進行し、また腎臓にも影響を与えて尿路結石・腎機能障害の原因となります。プリン体の多い食品(内臓類・魚卵・ビール等)の過剰摂取、多量の飲酒、激しい運動、ストレスが悪化因子となります。
治療では、発作時の消炎鎮痛薬・コルヒチンなどによる急性期対応と、長期的には食事指導・水分摂取・尿酸降下薬(アロプリノール・フェブキソスタット等)による尿酸コントロールを行います。糖尿病・高血圧・脂質異常症との合併が多いため、複数の生活習慣病を一括して管理することが重要です。
このような症状の方はご相談ください
食事内容・運動習慣・飲酒量・睡眠の質など、生活全体を見直すことが治療の土台です。具体的で実行しやすいアドバイスをお伝えします。
高血圧・脂質異常症・糖尿病・高尿酸血症はしばしば合併します。当クリニックでは複数の生活習慣病を一つのクリニックでまとめて管理できます。
血圧・血液検査値の推移をグラフで確認しながら、目標値に向けて一緒に取り組みます。定期的な検査でリスクを早期に把握します。
統計データ
日本の高血圧患者数は約4,300万人と推定されており、成人の約3人に1人が該当するとされています(日本高血圧学会)。
生活習慣病は「自覚症状がない」ため、つい受診を後回しにしてしまいがちです。しかし血管へのダメージは静かに、確実に進行しています。高血圧・脂質異常症・高尿酸血症は、早期から適切に管理することで心臓病や脳卒中を予防できます。
「数値が気になっていたが、どこに行けばいいか迷っていた」という方も大歓迎です。生活習慣の改善から薬物療法まで、患者さまのペースに合わせて一緒に考えましょう。
関連学会・参考情報
高血圧・脂質異常症・高尿酸血症は、自覚症状がないまま動脈硬化を進行させ、脳卒中や心筋梗塞のリスクを高めるとされています。早期発見・早期治療が重要です。
軽度の場合は食事療法と運動療法で改善が期待できます。ただし、数値が高い場合や合併症リスクが高い場合は、薬物療法を併用することがあります。担当医にご相談ください。
生活習慣の改善により数値が安定した場合、薬の減量や中止が可能なこともあります。定期的な検査で経過を確認しながら、治療方針を調整してまいります。