医療機器紹介
Medical Equipment
自動血球計数器
( 日本光電MEK-6510)
白血球3分類を含む19項目を検査、赤血球、白血球、血小板などの成分を調べる検査機器です。貧血、感染の有無など、全体の健康状態を知るには役に立ちます。
*採血困難者には 少量の血液で測定が可能。
HbA1cとCRP測定
(日本光電CHM-4100)
血液中のHbA1c とC反応性たんぱく(CRP)を調べる検査機器です。
HbA1cは採血2か月間前から平均的な血糖状態をわかる検査項目です。糖尿病の診断や糖尿病治療薬の調整に役に立ちます。
CRPは炎症の状態を判断するに役に立ちます。
*採血困難者には少量の血液で測定が可能。
血糖分析装置
低い血糖値から高い血糖値まで広い範囲で測定ができます。
血液ガス分析装置
血液中の二酸化炭素や酸素の分圧やPH(酸性・アルカリ性の度合い)、電解質(ナトリウム、カリウム、クロール)を調べることができます。急性糖尿病合併症のケトアシドーシスの診断に役に立ちます。
迅速凝固機能検査(コアグチェック XS)
心房細動などで、抗凝固剤を内服されます。特にワーファリンを内服する場合は常に用量の調整が必要です。PT-INR値はワーファリン内服量を調整するには重要な参考値です。当院当日PT-INR値の判断が可能で、受診日に治療の調整ができます。
レントゲン装置
肺の状態(肺炎、肺うっ血、腫瘤の陰影の有無など)
心臓の大きさ(心拡大の有無)
胸水、気胸の有無
以上を含む胸部の状態を評価できます。
超音波
・脳ドックでも行われる頸動脈エコーで首から脳へ流れる大事な血管の動脈硬化の有無や狭くなってないか調べられます。
・甲状腺腫瘤の有無や腫瘤の大きさの経過観察ができます。
・心臓の動き、心臓機能の評価ができます。
・腹部の肝臓、膵臓、腎臓などの状態を調べられます。
心電図
心臓疾患の基本的な検査になります。
・虚血性心疾患(狭心症、心筋梗塞)の診断
・不整脈の診断
・高血圧症・心肥大の評価に役にたちます。
血圧脈波検査装置
動脈硬化の度合を検出することができます。
足首と上腕の血圧を測定し、その比率(足首収縮期血圧÷上腕収縮期血圧)を計算したもので、血管の狭窄や閉塞などが推定できます。
24時間ホルター心電図
動悸、胸の痛み、胸の違和感、めまいなどの症状は狭心症や不整脈が原因の可能性があります。普通の心電図は短時間の検査で、検査その時の状態をしか確認できません。このため、24時間の心臓の動きを記録し、発作を捉えやすくなり、診断と治療につなげます。
AED(除細動器)
心疾患の心室細動、心室頻拍に対して救命処置です。